タイルカーペットの洗い方を徹底解説!普段のお掃除・メンテナンス方法についても紹介|総合インテリア通販サイト【松装】

タイルカーペットの洗い方を徹底解説!
普段のお掃除・メンテナンス方法についても紹介

タイルカーペットの洗い方
タイルカーペット
タイルカーペット
タイルカーペットの魅力の一つに、クリーニング店などを利用しなくても家庭で手洗いできるものがある、というポイントがあります。
一般的なカーペットやラグの場合は水洗いNGのものも少なくありませんが、ウォッシャブル対応のタイルカーペットであればご家庭にある洗剤や水などを使ってついてしまった汚れを洗い落とすことができます。

今回は、タイルカーペットの洗い方について解説するとともに、普段のお掃除、メンテナンス方法についても紹介します。
ぜひ参考にしていただき、タイルカーペットを清潔な状態で長く使用し続けてください。

【ご注意】本記事はウォッシャブル対応のタイルカーペットを前提としております。

■タイルカーペットを洗う時にあると便利なグッズ

まずタイルカーペットを洗う時に、便利なグッズを3点紹介します。

◇中性洗剤

水洗いや乾拭きで落ちない汚れを落としたい時に中性洗剤を使用すると汚れがよく落ちます。酸性やアルカリ性の洗剤と比べて刺激が弱く、素材を痛めにくいのでタイルカーペットにも安心して使用することができます。

◇ゴム手袋

中性洗剤は比較的肌に優しい洗剤ですが、手荒れを防ぐにはゴム手袋があると安心です。

◇スポンジ

汚れをさっと落としたい時にはスポンジを使用すると効果的です。ただし使用する際はあまりごしごしこすらずに汚れている箇所を優しく洗うとカーペットが長持ちします。

汚れの箇所や程度に応じて清掃グッズを活用しましょう。

■タイルカーペットの洗い方 〜軽い汚れ編〜

軽い汚れのときのタイルカーペットの洗い方 タイルカーペットは汚れの程度によって洗い方を変えます。

まず、汚れの程度の軽いカーペットの洗い方は、以下の手順でおこないます。普通のカーペットは水洗い不可のものが多いですが、一部のタイルカーペットは水洗いできます(念のため、タイルカーペットの説明書やタグを確認してください)。

  • 1.汚れたタイルカーペットだけを外して風呂場へ運ぶ
  • 2.シャワーをかけて汚れを落とす
  • 3.落ちない場合は中性洗剤を使用してスポンジでこする
     (強くこすりすぎるとタイルカーペットの毛が痛むので、叩くようにして汚れを落とす)
  • 4.洗剤を使用したらよくすすいで洗剤残りがないよう注意する
  • 5.早く乾くようにあらかじめ水気をきって毛並みを整える
     (裏面は濡れても問題ありませんが、水分が残ると滑り止め効果が薄れてしまうことがあります)
  • 6.風通しのいい場所で陰干しする
     (変形しないように形をまっすぐにして干します。立てかけラックを使用すると、乾きやすくなるので便利です)

以上の流れで洗浄します。汚れの程度が軽いうちであればきれいに落としやすいので、ちょっと気になったら早めに洗うことを意識すると長くきれいに使い続けられることが多いです。

■タイルカーペットの洗い方 〜ひどい汚れ編〜

汚れの程度がひどく、シャワーで流したり中性洗剤を使ってスポンジでこすったりしても汚れが落とせない場合には、異なる方法で洗います。基本的な手順は同じですが、お湯に漬け込むことで汚れをしっかりと落とします。

  • 1.汚れたタイルカーペットを取り外し、お風呂場でシャワーをかけたりスポンジでこすったりする
     (軽い汚れを落とす際の1〜3の手順)
  • 2.浴槽や桶にお湯(ぬるま湯程度)を溜め、中性洗剤を混ぜてタイルカーペットを漬け置きする
     (汚れの低度にもよりますが、だいたい1時間前後)
  • 3.汚れが浮いてきたらスポンジでこする
  • 4.軽い汚れの場合と同様、洗剤が残らないようにしっかりすすいで、乾燥させる

頑固な汚れについては、以上の流れできれいに落とせないかを試してみましょう。汚れが落ちにくいからといって力を入れて強くこすったり、最初から洗剤を大量につけたりしてしまうと、タイルカーペットを痛めてしまう原因になってしまうので、ていねいに洗うことが大切です。

■タイルカーペットの普段の掃除方法

タイルカーペットの汚れが目立つ際には上記のように取り外してしっかりと洗いますが、日ごろの清掃も大切です。ここでは日常の掃除について解説します。

◇普段のお掃除は掃除機でOK!

タイルカーペットの普段のお掃除は掃除機でOK! タイルカーペットの日常清掃は掃除機掛けでOKです。フロアの掃除機掛けの際に、タイルカーペットも一緒に掃除機掛けをおこないましょう。髪の毛やほこりなどの細かな汚れが気になる時には、粘着性カーペットクリーナーの使用も効果的です。
さらに、月に一度程度、きつく絞った雑巾でタイルカーペットを水拭きするときれいな状態を保つことができます

◇生活臭が気になる場合は重曹を使用!

汗などの生活臭が気になる場合には重曹を使用しましょう。重曹をカーペット全体(特に気になる部分がある時には気になる箇所を重点的に)に振りかけて、数時間経過してから掃除機で吸い取ります。

◇飲み物(ジュース・コーヒーなど)や調味料(醤油・ソースなど)をこぼしてしまった時

タイルカーペットに飲み物や調味料をこぼしてしまった時 飲み物や調味料をこぼしてしまった時には、シミになる前に素早くきれいにすることが大切です。以下の手順で汚れを取りましょう。
  • 1.汚れをティッシュペーパーや乾いた布でふき取る
  • 2.乾いた雑巾に台所洗剤をしみこませて、タイルカーペットを叩くようにしてふき取る
  • 3.少量の水をしみこませたティッシュで拭いた後、別の乾いた雑巾できれいに洗剤をふき取る

◇油(バター・マヨネーズ・卵など)で汚してしまった時

タイルカーペットを油(バター・マヨネーズ・卵など)で汚してしまった時 油分のある汚れがついてしまった時には、以下の手順で対処をします。
  • 1.汚れをティッシュペーパーや乾いた布でふき取る
  • 2.ベンジンをしみこませた乾いた布を使って、叩くようにして汚れをふき取る
  • 3.中性洗剤をしみこませた乾いた布を使って、叩くようにして汚れをふき取る
  • 4.少量の水をしみこませたティッシュで拭いた後、別の乾いた雑巾できれいに洗剤をふき取る

■まとめ

今回の記事では、タイルカーペットの洗い方について、汚れの程度別に紹介しました。また、日常の清掃やジュースやコーヒー、油などをこぼしてしまった時などの対応についても紹介しています。

適切な方法で洗うことでタイルカーペットをきれいに保つことにつながり、またタイルカーペットの型崩れや毛の痛みなどを防ぐこともできます。紹介した手順を参考にしていただけましたら幸いです。

また、どうしても汚れが落ちない場合には、必要箇所のみを買い替えて交換するのも手です。買い替える際も汚れや劣化が目立つ場所だけの交換ができ、経済的なこともタイルカーペットの大きな魅力です。