木製ブラインド(ウッドブラインド)とは?特徴とメリット・デメリットも解説|総合インテリア通販サイト【松装】

木製ブラインド(ウッドブラインド)とは?
特徴とメリット・デメリットも解説!

木製ブラインド
木製ブラインド
木製ブラインド
カーテンやブラインドを始め、様々な窓まわり製品の中で根強い人気を誇っているのが木製ブラインドです。
人気の理由は「デザイン性の高さ」。木の風合いは洋風から和室、アジアンテイストまで相性が良く、様々なシーンで活躍しています。
その反面、「値段が高い」「カビが生えそう」などのリスクも考えてしまうのではないでしょうか。
本記事では木製ブラインドのメリットとデメリットも含めて解説していますので、参考にしてみてください。

■木製ブラインドとは?

木製ブラインドとは?
ナニック プレミアムシリーズ 50mm
木製ブラインドとは、スラットと呼ばれる羽の部分が木でできているブラインドの事です。
アルミブラインドでも木目色がある商品もありますが、木の質感やスラットの厚みの違いで全く雰囲気は異なります。

◇木製ブラインドは素材も様々

木製ブラインドには「無垢材」などの木材を使っている商品と「樹脂」を使った商品があります。

●無垢材などの木材

木製ブラインドの場合、無垢材を使った商品が多くあります。
無垢材は、丸太から切り出した自然な状態のままの木材のことで、美しい木目が特徴です。
無垢材の種類は、「バスウッド」「桐」「竹」などがあります。

□最も多く使われている「バスウッド」

無垢材の木製ブラインドで最もよく使われているのが「バスウッド」と呼ばれるシナノキ科の広葉樹で、ギターやベースに使われる木材としても有名です。流通量が多く、変形も少ないので木製ブラインドに最適な木材です。
また、バスウッドを使った木製ブラインドはカラーバリエーションも豊富です。

□軽量で木目が美しい「桐」

桐材は国内の樹木で最も軽量といわれる木材です。その軽さは、なんとバスウッドの半分程度なので、大きなサイズでも操作は比較的容易に行えます。
また、燃えにくい性質に加え、防虫効果もあるのでタンスなどの家具にも使われています。

桐材を使ったおすすめ商品



□リーズナブルな「竹」

竹は成長が早いため、木材よりも価格がリーズナブルになります。
また、竹も軽い素材なのでバスウッドに比べて操作が容易です。

竹製のおすすめ商品



□樹脂を使った木製風のブラインド

樹脂を使った木製風のブラインドもあり、樹脂製のスラットにプリントや表面の加工を施すことで木製の雰囲気に近づけています。 樹脂製なので耐水性があり、キッチンや浴室など湿気を多く含む場所や汚れやすい場所にもおすすめです。
また、防炎マークがある商品は高層マンションや公共施設でも使うことができます。

樹脂製のおすすめ商品



■木製ブラインドのメリットとデメリット

木製ブラインドのメリットとデメリット
ニチベイ クレール50
木製ブラインドの特徴や高級感から魅力を感じますが、もちろんデメリットもあります。
購入後に「こんなはずではなかった」と後悔しないために、木製ブラインドのメリットとデメリットをまとめました。

◇木製ブラインドのメリット

木製ブラインドの一番のメリットは何と言っても「デザインの良さ」です。お部屋に取付けるだけで存在感が際立ちます。
カーテンのように模様や柄のある商品ではありませんが、美しい木目は見ていて飽きがきません。
他にも以下のようなメリットがあります。

●部屋に馴染みやすい

木の質感は調和性があり、部屋に馴染みやすいというのもメリットです。
洋室や和室、アジアンテイストにも馴染み、お部屋を引き立ててくれます。

●部屋内部からの視界、外部の視線を調整できる

スラットの角度を無段階に調整することができるので、時間帯や気分に合わせて細かく調光することが可能です。
また、外からの視線を遮りつつ、調光と換気が同時に行えて便利です。

●遮熱効果が高い

木製ブラインド自体に遮熱タイプはありませんが、木は熱伝導率が低いので遮熱効果があります。
日射熱を遮りつつ、優しい日差しを楽しむことができます。

●お手入れが楽にできる

木製ブラインドはアルミブラインドに比べ、静電気があまり発生しません。そのためホコリがつきにくく、掃除もハンディモップで手軽にできます。

●リラックス効果が期待できる

天然木の場合、香りや手触り、視覚からのリラックス効果があるといわれ、心に安らぎを与えてくれるとされています。

◇木製ブラインドのデメリット

木製ブラインドで気になるデメリットはいくつかありますが、大きく分けると「操作が重い」「防炎製品が少ない」「価格が高い」の3つが挙がります。

●操作が重い

大きな掃出し窓に木製ブラインドを取付けた場合、大きなサイズになるので操作が重くなってしまいます。
「桐など軽い素材」にしたり「操作方法を自動下降式にする」ことで重さは軽減できます。

●防炎製品が少ない

木製ブラインドには防炎製品がほとんどありません。 なので、消防法により高層マンションや商業施設などは取付けが不可能となっています。
防炎加工を施した木製ブラインドはナニックの「FRシリーズ」がおすすめです。

●価格が高い

アルミブラインドやロールスクリーンと比べると、無垢材を使っている木製ブラインドは高価です。
その理由は、スラットの色が均一に見えるように職人が1枚ずつ選定するなど、1台1台丁寧に作られているからです。
高価な家具と同じように、素材と人の手間がかかっているのでどうしても高価になってしまうのです。

■木製ブラインドは世界中で人気な商品

木製ブラインドは世界中で人気な商品
ナニック プレミアムシリーズ
木製ブラインドはポピュラーな窓装飾アイテムとして、ヨーロッパ・アメリカ・オーストラリアなど世界中で愛されています。

◇木製ブラインドが人気な理由

木製ブラインドの人気の高さは、デザインが良いのもありますが、永く使うことで色や雰囲気が徐々に変わります。
その変化はお店では買うことのできない自分だけの木製ブラインドになっていく過程であり、楽しさともいえます。そんな愛着が湧くアイテムだから選ばれるのではないでしょうか。

●木製ブラインドは一生物のアイテム

木製ブラインドは高級家具と同じく一生物です。
時の流れで変化する木の風合いは、一緒に年を重ねていく楽しさもあるので飽きがきません。

●部屋に馴染みやすい

木製ブラインドは木製の家具と同じように空間に馴染みやすく、色んなテイストにマッチするので洋室でも和室でも違和感なく使えます。

◇有害物質を出しにくく、地球に優しい

スラットは材質が木なので、有害物質を出しにくく、焼却することで土に返すことができます。
地球環境に優しいという点も、好まれている理由の一つです。

■まとめ

木製ブラインドは価格も高く、操作性が優れているわけではありません。
その反面、デザイン性の高さと木の風合いが魅力の人気アイテムです。
また、同じ時を一緒に過ごすことで、世界に一つしかない自分だけの木製ブラインドになります。

松装では「ナニック」「ニチベイ」「タチカワ」などの木製ブラインドを取り扱っております。
その中でもナニックは、木製ブラインドやウッドシャッターを専門に取り扱っているメーカーなのでおすすめです。

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