電動ロールスクリーンの注意点!IoT化に関するデメリットも解説|総合インテリア通販サイト【松装】

電動ロールスクリーンの注意点!
IoT化に関するデメリットも解説

ロールスクリーン
ロールスクリーン
ロールスクリーン
離れた場所でもリモコンで簡単に操作ができる電動ロールスクリーン。
複数の窓を一斉に操作したり、吹き抜けなど高い位置にある窓でも手軽に操作できるのが特徴です。
また、操作のためのチェーンやコードがないので、見た目も手動と比べてインテリアがよりスッキリした印象になります。

IoT化により「スイッチボット(SwitchBot Hub Mini)」などの中継機を使うことで、スマートフォンで外出先から操作したり、スマートスピーカーから音声による操作もできるようになりました。

魅力の多い電動ロールスクリーンですが、今回は「注意点」について解説します。
電動ロールスクリーンを活用して快適な暮らしにするために、しっかり注意点を押さえておきましょう。

電動ロールスクリーンの特徴と魅力については下記で解説していますので、こちらも参考にしてみてください。
電動ロールスクリーンの特徴と魅力を解説!おすすめの電動ロールスクリーンはどれ?

■電動ロールスクリーンの取付けは下地とコンセントの位置に注意

電動ロールスクリーンの取付けは下地とコンセントの位置に注意
電動ロールスクリーンを取付けするにあたって必ず必要なのが本体の固定に必要な「下地」と電源を供給するための「コンセント」です。

今ではDIYで自分で取付ける方もいらっしゃいますが、下地のない箇所に取付けてしまうケースもあるようです。
そのほか、電動ロールスクリーンはコンセントも必要です。
取付ける箇所に下地とコンセントがあるか確認しましょう。

◇電動ロールスクリーンの固定に必要な「下地」

下地とは、壁の裏側にある「骨組み」のことで、ネジを打ち込む事ができる部分をいいます。
下地は本体を固定するのに必要不可欠で、電動ロールスクリーンに限りらずブラインドやカーテンレールなども同様です。
電動ロールスクリーンの固定に必要な「下地」
下地がない箇所に取付けると、固定したはずのネジが抜けてしまい落下してしまう恐れもあります。
特に吹き抜けなど、高い位置となるとより危険度は増します。

下地に関しては、弊社サイトの下記ページの「カーテンレール取付場所の下地の確認方法」を参考にしてみてください。
カーテンレールになりますが確認方法は同様になります。
カーテンレールの採寸方法・取付方法

自分で下地の確認が難しいと感じる場合は、購入する前に相談しましょう。

◇コンセントが電動ロールスクリーンの近くにあるか

電動ロールスクリーンはコンセントがあれば電気工事は特に必要ありませんが、下記のイラストのように電源コードの届く位置にあることが前提です。
コンセントが電動ロールスクリーンの近くにあるか
取付ける箇所の近くにコンセントがない場合は、以下の方法で電源を確保する必要があります。
  • ・近くのコンセントまでコードを延長
  • ・コンセント以外で電源を取る
  • ・コンセントを増設する
高くない場所ならコードの延長で電源を確保できますが、コードが目立ってしまう場合もあります。
また、コンセント以外での電源の確保やコンセントの増設などの配線工事は電気工事士の資格が必要です。
資格をお持ちではない方による配線工事は法令で禁止されていますので、お近くの電気屋さんにご相談ください。

◇高い箇所への取付は「足場」が必要

吹き抜け窓のような高い位置への取付けは「足場※」が必要になります。
高所への取付けを別途相談する場合は、工務店や電気屋さん等に相談してみても良いでしょう。
※高所での作業を可能にするため、パイプなどで組み立てた仮設の作業床の事

■電動ロールスクリーンを複数使用する場合の注意

電動ロールスクリーンは電源の線を連結することで、複数台を1つのコンセントでまかなうことができます。
コンセントをいくつも用意する必要はないというメリットがありますが注意点もあります。

◇連結できる台数に限度がある

連結できる台数には限度があります。
台数の限度はメーカーよって違うので、購入前に確認しましょう。

◇連結はオプションでの対応

電動ロールスクリーンの連結はオプションになります。
連結する台数によって料金も変わります。

◇IR仕様には電源以外の配線も必要

IR(赤外線)仕様は1つのロールスクリーンに対し、受信機が1つ付いています。
「操作線」という線を連結することで、複数台の受信機を1つにまとめます。

■電動ロールスクリーンのIot化に関するデメリット

電動ロールスクリーンのIot化に関するデメリット
電動ロールスクリーンをIot化することで外出先でも遠隔で操作できたり、スマートスピーカーを使えば音声操作で開閉も可能になります。しかし、同時にデメリットも生じます。

◇赤外線の有効距離は「直線」で5m程度

赤外線の有効距離はメーカーによって異なりますが、「直線」で5m程度です。
リモコンや中継機との間に障壁があると操作ができない場合があります。

◇IoT化することで考えられる失敗例

スマートフォンのバッテリー切れやスマートスピーカーの誤認識も珍しくはありません。
以下の様な失敗例も考えられます。
  • ・外出先からスマートフォンで操作したが、中継機の間に障害物があったため失敗していた。
  • ・スマートフォンの充電がなくなってしまい操作ができなくなった。
スマートフォンや中継機を利用すれば便利になりますが、反対に思う結果が得られないこともあります。
以上のような場合にも備え、リモコンは場所を決めて大切に保管しておきましょう。

◇IoTに関するセキュリティ面の注意

Iot製品を狙った不正アクセスの事例もあり、セキュリティ面での考慮も必要です。
電動ロールスクリーンに限らずIoT化している家電製品は遠隔で操作される恐れもあります。中継機はセキュリティの高い製品を選び、こまめなアップデートを心がけましょう。

■まとめ

電動ロールスクリーンは操作が便利になる半面、取付けられる場所が制限されます。

一番気を付けておきたいのが、取付けるための下地とコンセントの位置です。
そのほか、電気工事や足場の準備、取付ける台数など併せて販売店に相談できるとベストです。

IoT化は赤外線の距離や障壁、中継機のセキュリティ等の仕様をご理解の上で活用することをおすすめします。
以上の注意点に気を付けて、 電動ロールスクリーンを活用する快適な暮らしをお迎えください。

弊社通販サイトで製品をご購入いただくと「訪問取付サービス」をご利用できます。

松装のロールスクリーンをより知りたい方はこちらからどうぞ。